移動式印字検査装置

ライン変更が多く、検査装置を移動させるのが大変

食品工場の工程には、印字検査や外観検査などさまざまな検査工程がありますが、
設備のライン変更が多い場所や検査する場所が、定期的に変わっている状態のため、
装置の移設に大幅な時間がかかっております。

また、検査場所が同じでも品種が違うことで、大きさや検査場所の変更で、
検査タイミングやカメラ・照明位置の変更が必要になるケースも多いです。

その関係で、柔軟に対応できる人による目視検査をしている場所も多くなかなか、
自動化がさせることが難しい状況のため、導入に足踏みしておりました。

■主な課題
・検査する場所が変わるたびに、検査装置を移動させるのが大変
・検査ワークによって照明やカメラの位置が違う
・省人化かつ柔軟性ある検査装置を導入したい

カメラ・照明・制御盤の一体化で移動が簡単に

本システムは検査機器や制御盤、タッチパネルなどを丸ごと移動できる
パッケージタイプになっており、いろんな場所で検査ができるものになっております。

カメラ・照明の位置や向きも変えられるようになっており、
下向き検査だけでなく、横向き検査にも対応できます。

既設の排除機構ともI/Oで連動可能なのとシリンダーによる
排除機構も搭載しているため、スタンドアローンでも稼働可能です。

タッチパネルで、検査タイミングや排除タイミングも調整可能なため、
品種に合わせて柔軟に対応できます。

■導入後の効果
・カメラ、照明、制御盤が一体になっているため、移動が簡単
・対象ワークに合わせて変更が可能になった
・新規で排除機構の追加が不要

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