やったぜ富士登山レポート19

< 大江電機第19回富士登山社員感想文 >
実施日:2017年8月5日(日)

富士登山
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やったぜ創業70周年記念富士登山  阿南宏司

2017年8月5日 真夏ながら爽やかな風のなか、何度やっても四苦八苦するはずなのに性懲りもなくまたもや富士登山に挑戦しました。しかしながら今回は特別でした。

70周年記念登山、大江社長は最終登板を宣言、そして当方長男 春汰を伴っての親子チャレンジ。自ずと気合も入り、途中でへばらないよう足腰を鍛え、自分の為の出来る準備はやり尽くしました。一方で、春汰の様子が万全か?言い過ぎれば余計な緊張を誘うだけ?体力は充分あると踏んでいましたが、父親に似て神経質なところがどんな場面を生むのか?恐らく高山病にはなるかな・・・呼吸法はしっかり指導しましたが、あまり上手く出来なかったようです。7合目から既に顔面蒼白。唇は紫色。容赦なく襲ってくる吐き気。

頭を抱えてうずくまる。“もう無理・・・”と小さな声が何度か聞こえました。
彼に頂上を見せる決意をしていましたが、この様子にはさすがに迷いました。
“8合目まで様子見よう。持ち直すかもしれない。” 大江社長の助言で決心。
『行くぞ』強引に立たせました。心配してくれた山崎さん、馬場さん、千恵美さんらが色々と世話を焼いてくれました。さらには、いつものように機転を利かせた奥山さんが『コレを飲めばダイジョウブ。フフフ・・・』と白い錠剤(注1)を春汰に与えました。

すると、不思議なことに徐々に顔色は回復、再びしっかりとした足取りで歩き始めました。11歳でも小柄な方ですが、皆さんに支えられ最後までやりとげました。
挫折・妥協に心が支配されかけるなか、あきらめずにやりぬき、結果を出した。
今後の彼の人生にとって貴重な体験・財産となりました。
サポートして頂いた皆さんに改めて感謝申し上げます。

また、今期新入社員の木村さん・福原さんのど根性にも魅せられましたが、境野さんの
“お姉さん魂”に惚れ惚れしました。立替えたトイレ代200円は出世払いで結構です。
上り8合目に差し掛かり、岩をよじ登るかの険しいポイントと闘う場面でも、終始うるさいぐらいに声を掛け合い、発破掛け合い、チームの士気を高揚させる“男気”軍団:斉藤・奥山・堤・須藤・漆畑・竹松のバイタリティは、今の大江電機の原動力と強さの象徴です。山頂でやってた『男気じゃんけん』はご苦労様でした。(カップ麺@800円×5杯他)
そんなこんなで色々ありましたが、とっても楽しい記憶に残る富士登山となりました。

今から2年前、大江社長が富士登山からの“引退”を示唆された時から、実は伝統を受け継ぐ決意が出来ていました。なにせ神経質なので、“決意は本物か?”自問自答していましたが、2018年からは大江電機“伝統富士登山”のリーダーとして立ちます。
“背中を見せる”大江社長のリーダーシップ論もろとも引継ぎ、この素晴らしいイベントを絶やさず、多くの人が自分なりのドラマを生み出せればと思います。
大江社長以下、富士登山に挑み、伝統を紡いで頂いた全ての皆さんに感謝申し上げます。

(注1)バファリンです

 

富士登山の感想文  阿南春汰

今回、ゲストとして初めて富士登山に参加させて頂きました。
天気は快晴で上りの際、高山病にさえならなければ最高に心地良い登山になったと思われます。その高山病についてですが、私は6~7合目あたりで高山病を発症しまして、早い段階でリタイア寸前でした。
そんな私に声をかけてくださったり薬を分けてくださったりと皆さんが色々とサポートをしてくれたお陰で今回の登山は成功したと思っています。
ですが、体力的な問題面もありました。私と父は、家の近所にある公園の200~250段程ある階段を上り下りするという方法で特訓をしていました。
正直、父の方が私の何倍も特訓していました。なので、私の気のゆるみが今回の富士登山に一番の影響を与えたと思います。
そんなやる気のない私が富士登山に参加しようと思った理由は、毎回富士登山から帰ってきた後の父の姿でした。父は、富士登山から帰ってくると、いつも達成感に満ち溢れた顔をしていました。それを見たときから私は富士山に興味をもつようになりました。

結果的に富士登山は成功したので私は自分に自信がもてました。できれば、次回も参加したいという希望があるのですが、もし次回参加するのならば、再び気のゆるみがでないように心掛けようと思います。
今回は皆さん本当にありがとうございました。また、これからもよろしくお願いします。

 

70年記念富士登山を終えて  広域営業所 馬場有紀

「富士山は登る山ではない。観る山だ」と聞いたことがあります。
母の趣味が登山だったこともあり幼い頃から山登りに出かけていました。
関東に引っ越してきた頃から一度は富士山に登ってみたいと心ひそかに思っていましたが、冒頭の言葉が記憶にあり、一歩踏み出せないでいました。しかし、今回大江電機創業70周年記念、馬場有紀生誕40年記念が重なり、こんなタイミングは二度と来ない!!と思い参加させていただきました。

当日は台風の影響を受ける恐れがありましたが見事に晴れました。雲海を下にみて歩くというのは人生初でとても貴重な経験でした。しかし景色以上に印象深かったのは24人全員登頂ができたことです。そこに至るまでにドラマがありました。まず、木村さんが体調不良になり境野さんと下山を決めました。二人の分までがんばろうと登り続けましたら体調復活した木村さんが境野さんと二人で戻ってきました!これには驚きました。木村さんの根性と境野さんの先輩としての優しさ、包容力を感じました。阿南さんのご長男、春汰君も根性をみせました。高山病にかかりながらも阿南さんのスパルタ登山にしっかりとついていきました!間近で見ていた私は春汰君が本当につらそうで無理なのではないかと思いましたが阿南さんの息子を信じる気持ちが正解でした。父親だからこそ信じて応援できたのだと思います。春汰くんは私よりもずっと先に頂上に行っており、姿を見たときは感動しました。また、頑張る彼の姿にとても励まされました。

登山はただ山を登るだけではなく色々なドラマを生み出すのが面白いところだと思います。辛い気持ち、楽しい気持ち、すばらしい景色を共有できるところが魅力だと思います。
「富士山は一度は登ってみる山だ」というのが私の感想です。登ったことが無い人にはわからない美しさ、厳しさがありました。なんといっても頂上に立ったときの達成感が日本一です。
記念すべき年にそして社長引率リーダーが最後の年に登山することができて本当に良かったです。
このような一生に一度の経験をさせていただきありがとうございました。
これからも富士山を観ていこうとおもいます。

 

富士登山感想文 湘南営業所 山崎有美

この度は70周年記念富士登山に参加させて頂きありがとうございました。
私にとっては11年ぶり3回目の富士登山になります。
体力的な事もあり登る前は不安な気持ちの方が大きかったのですが、登り始めてみると8合目ぐらいまでは山から見る景色も楽しむ事が出来ました。

しかし、やっぱり富士登山は辛かった。9合目からは本当に辛くて何度も諦めようと思いましたが、高山病になりながらも必死に阿南さんにくっついて登っている春汰君、また体調不良で一度は下って再度登ってきた木村さん、境野さんを見て私も負けてはいられないと、その気持ちだけで頂上まで登りました。

そして参加者全員が無事に登頂できた時には本当に嬉しく感動しました。
富士山は日本一の山だけあって、毎回なにかしらの感動と学びがあります。
創業70周年という記念の年に富士登山に参加出来て、本当に良かったです。
そして念願だった山頂でのご朱印もゲット出来たので富士山でやり残した事はありません!!
最後に引率してくださった社長、リーダーの阿南さん、一緒に登ってくれた皆さまそして差し入れをくれたアラフォーメンバーに感謝の気持ちで一杯です。

本当にありがとうございました!

 

70年記念富士登山 感想文  湘南営業所 奥山智規

今回の70年富士登山に参加させて頂き有難う御座いました。
10年ぶりの富士登山に参加し、本当に良い体験をする事ができました。
10年前は「会社で富士山を登る」だけの行事として参加しておりました。
今回参加した事で、個人としての強い気持ち・やりきる事の大切さ、
チームとしての役割、またチーム全体で達成した満足感など大切な物を
改めて意識する事ができました。

自分個人としては、体力が不安であった為、毎週2時間のウォーキングを
行うなど準備を整えておりました。結果体重も軽くなり、健康面の不安も
若干解消された様に思います。
「健全な精神は、健全な肉体にやどる」気持ちを持てたのも、
富士登山に参加したおかげです。
体力的な不安を払拭し、いざ富士山頂を目指し登り始め気づきました。
高山病などで体調不良になった方が、諦めず再び足を進めて
頂上到達してる姿を見て、会社で富士山を行う意味が
社長が富士山登山好きなので一緒に登るではなく、
営業に走る回る為の体力づくりではなく、
物事に対してやりきる気持ち。一緒に登るメンバーで作るチームワーク。
全員で登頂した満足感、などである事に気づきました。

普段の仕事でも共通する事が多々あると思います。毎日の現場対応をしていると
忙しさなどに紛れて、大切な事を当たり前に思ってしまう事や、
気づかずに過ごしてしまっていたな、と感じました。
社長の思いつきがきっかけで始まった、大江電機富士登山。
今回で社長は引退すると言っておりましたが、今後も継続して大江電機富士登山は
継承されて行く事が決まりうれしく思います。
皆様、お疲れ様でした。そして有難う御座いました。

 

富士登山感想文  横浜第一営業所 境野舞子

入社一年目は富士登山がなかったので今回が初めての参加でした。
富士登山の話を知った際には自分が登れるのかと不安しかありませんでしたが、
先輩方の話を聞いているうちに行くのを楽しみにしている自分がいました。
実際登り始めると一緒にいた木村さんが体調を崩し下山すると言い始めました。
密かに「営業所の福原くんと木村さんと一緒に登頂したい!」という思いで挑んでいたので、木村さんが下山するといったとき私も着いていくという選択肢をとりました、が、なぜか木村さんは下山した途端超回復を見せその後は休みながらも黙々と自分のペースで登っていきました。
福原くんは8合目あたりから視点が合わなくなり、最後は声を掛けても反応がなくなってしまいましたがそれでも社長のフォローのおかげで登頂できました。
そんな二人を見ていたら嬉しいのと、ほっとしたのと、おかしいので山頂で涙と笑いが止まりませんでした。
集団行動という点で本当に皆様にご迷惑をお掛けしてしまい申し訳なかったですが、今年の富士登山に参加できて本当によかったです。
スローペースだった私たちの後ろからずっと着いてきて下さった押谷さん、佐久間さんそして社長ありがとうございました。

 

富士登山感想文  湘南営業所 錦織大尚

今回登るなら晴天の中、気持ち良く登りたいと思いがあり、数日前から当日の富士山の天気予報を毎日確認しておりました。予報は雲から徐々に悪くなり台風も来ており、とても心配しておりましたが、明けて見たらなんとビックリ!好天に恵まれ最高の登山日和となりました。
これまでは富士登山の前に体の準備をした事はなかったですが、今回は体力的に少し不安があったので事前準備しないといけないとの思いがあり、数週間前に会社の女子登山部?!の方々が大山に登るとの事で参加させて頂いたり、休日に散歩したりしており、 その甲斐もあって多少きつかったものの、無事に登頂する事ができました。
下山途中でふと思った事があり、今回は体力の事ばかり気になっておりましたが、
みんなと一緒に歩いていく中で、小さな体で親父の背中を追っていく阿南さんの息子さんの姿や、体調不良で途中あきらめかけていた木村さんや福原さんが最後まで頑張って歩く姿や、そしてみんなの1歩1歩進む姿に励まされ、自分も頑張らないといけないなと感じ勇気づけてくれるこの雰囲気があれば、自身の体力がどうのこうのと心配しなくとも、
自然と歩けるじゃないかなと感じました。
最後に、毎回登るたびに色々と考えさせてくれる富士山に感謝!一緒に登ったメンバーに感謝!下山後の温泉とビール感謝!そしてこの様なすばらしい機会を与えていただいた
大江社長に感謝いたします。

 

富士登山感想文  湘南営業所 佐久間佑樹

創業70周年記念登山に参加する機会を与えて下さり、ありがとうございます。
私は早いもので8回目の富士登山となりました。
毎度体感することでありますが、非常に辛かった。メンバーみんな辛かったと思います。辛いからこそ様々な人間模様がありました。
特に今回印象に残っていることは、木村さんと境野さんの「根性と思いやり」です。7合目途中でダウンした木村さん。心配だからと付き添うと決意した境野さん。一度下山し始めた二人がしばらくして追いついてきた事実はとてもびっくりしましたし、この事例は初めての経験でした。
ダウンして下山を始めて、再度登ろうとする木村さんの精神力は相当なものだと思います。合流後も何度も何度も休憩し、その度に前も向いて立ち上がりました。大多数は心が折れることでしょう。
また、後輩を思う気持ちで木村さんと同じペースで登りきった境野さんのハートは尋常ではありません。自分のペースでは無く、遅い人のペースに合わせる事はとても辛いのです。好き好んでそんな選択肢を大多数は選びません。
私は間近でその経過をずっと見ていました。山頂に着いたときは自分の喜びより、彼女ら二人の物語がとても嬉しく思いました。
24人全員登頂、下山。70周年記念登山、良い思い出になりました。ありがとうございました。

 

富士登山感想文  横浜第二営業所 漆畑宏樹

2017年8月5日、心配されていた天気も問題なく快晴に恵まれ、
70周年記念の富士登山はいいスタートだなと思いました。
しかし、山はそこまで甘くはありません。登り、下りの両方で新人二人が
高山病になり「このまま下山できるのか?」と不安がありました。
しかし、全員がチームとしての意識があったことにより「必ず下山させるぞ」と
交代しながら担ぎ上げ、なんとか無事全員怪我することなく下山することができました。
最後五合目についたとき辛さも疲労も嬉しさで吹っ飛びました。
今回70年記念富士登山で今まで登山リーダーをして頂いていた大江社長が
引退をすることとなり、今まで引っ張って頂いたことに感謝申し上げます。
ありがとうございました。
また新リーダーの阿南さんへと継投されることにより伝統は受け継がれていくことを
とても嬉しく思います。
ありがとうございました。

 

富士登山を終えて  横浜第二営業所 小山貴史

8/5人生初の富士登山を行いました。私はこの日のために靴を新調しています。
「今日、自分は日本一の山に挑戦するのだ。」富士の五合目に到着し、そんな思いを胸に、一歩目を踏み出しました。五合目から六合目までは、それほど体力的にきついと感じることなく登ることができました。しかし、六合目から七合目、七合目から八合目と登るにつれ、息が上がり、足も重くなってきました。途中、何度も挫けそうになりました。しかし、周りを見渡すと自分より遥かに年下である阿南さんの息子や、他にも小さな子供が懸命に頂上を目指して登っています。そうした姿に刺激を受け、自分で自分に発破をかけながら、私も懸命に上へ上へと足を運びました。そして9合目を超えて、念願の山頂に足を踏み入れた時の感動は今でも忘れません。「勝った。」と思いました。日本一の山に、ではありません。自分に、勝った。と。富士登山を終えて思ったのは、登山とは、人生のあらゆる物事の本質に似ていると思いました。例えば、大江電機で売上100億円を目指す。
これも山頂を目指し、目の前を一歩一歩、上へ上へと進んでいくことは一緒です。
仕事に限らず、人生そのものも、自分が目指す山頂に向かって、途中挫けそうになっても周囲から刺激を貰い、時には肩を貸して貰い、一歩一歩積み上げていき、ふと顔を上げたらいつの間にか頂上が見えているものなのかなと思いました。
そして富士登山を終え、切に思ったのは、最大の敵は自分であるということです。
富士登山を登る前と後の自分では大きく自分の中で変わったものが確かにあります。
こうした機会を与えてくださった大江社長に、大江電機に、とても感謝しています。

 

富士登山感想文  小林克弥

大江電機70周年記念富士登山、会社の記念すべき時に6年ぶりに富士山の山頂を目指す
ことを決意しました。そして、今回は自分の妻も一緒に登ってみたいというので二人で
富士山登頂にチャレンジしました。
前回は自分ひとりのことで精一杯でしたが、今回は妻も一緒に登る(しかも初登山)という
ことで自分のことよりも妻のことが心配でした。
事前準備は万端!とまではいかないまでも、ほぼ1年前から”登りたい”と言っていたので
階段の上り下りを地道にこなしていました。
私自身は前回下りで足が上がらなくなった苦い経験があり、スクワットをして足の筋肉を
鍛えて臨みました。
その結果、大きなトラブルも無く無事に二人で登頂することが出来ました!
天気予報では”雨または雷雨”となっていたので天気も心配でしたが、風も無く天候にも
恵まれて景色も楽しみながら登ることが出来ました。
大江社長、阿南小隊長、李小隊長、そして一緒にチャレンジした大江電機メンバーの方々、
色々とサポートしていただきありがとうございました。
全員怪我なく無事に登頂出来て本当に楽しかったです。
今回の富士登山、若手の奮起に感動しました。
体調が悪くなり、途中で下山を決意した木村さんと木村さんをサポートした境野さんが
”やっぱり登る!”と二人で這い上がって合流し、苦しみながらも登頂。
福原君は高山病に苦しみ、フラフラになりながら”山は友達!”と自分に言い聞かせて
諦めずに登頂。高山病が治らず、苦しんでいる福原君を若手メンバーが協力して支えながら
下山し、最後は回復して元気に歩いていました。
阿南家のお子さんも前半高山病に苦しみながらも見事に登頂。山頂では余裕な顔をして
富士登山を楽しんでいました。
チームを引っ張る人、元気付ける人、サポートする人、全員が自然に自分の出来ることを
行う、富士登山はそんな一体感と全員でやり遂げた達成感を与えてくれます。
五合目駐車場のゴールの時、下りで遅れをとった私と妻を待っていてくれたメンバーが
拍手で迎えてくれた時は本当に嬉しかったです。
大江電機伝統の富士登山、これからも続けられるよう体をケアしてまたチャレンジします。
大江電機70周年記念富士登山メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

富士登山感想文  小林道子

富士山には一生のうちに一度は登ってみたい!
それが、私の長年の夢でした。
若い頃から何度も登りたいと思ってはいたものの、なかなかそのような
チャンスはやって来ませんでした。
気付けば私もアラフィフで、もう登れないかなと諦めかけていました。
そんな時に大江電機70周年記念の節目の年という事で特別に私も富士登山に
参加させて頂けるという有難いお話を頂きました。
最後のチャンスだと思い、申込みさせて頂きました
富士山に登り始めたころは、景色を楽しむ事が出来て、駿河湾が見渡せ、
雲を下に見下ろし、なんとも言えない気持ちでした。
苦しいのだけれど、富士山に登っているんだ!という喜びが大きくて、
今、この景色を眺めながらおにぎりを食べている自分が、たまらなく
幸せ者に思えました(笑)
健康な身体を持ち、富士山に登れる環境を与えて頂き、お天気に恵まれ、
小さな可愛らしい草花や、時折やってくるハチにまで、自然を感じ感謝
の気持ちで一杯になりました。

山頂に着いた時には、自然と涙が出てきてしまいました。
しかし、私の体力はここまでか‥‥
富士山を下る時には、脚が重くなり皆さんと同じようなペースで
下山出来なくなりました。
気が付けば先頭からだいぶ遅れて気持ちは焦り、何度か転びもして
先ほどとは違う涙が出てきました皆さんを待たせて申し訳ないと
いう気持ちなのに、思うように身体が動かない悔しさや情けなさ。
そんな時に、大江社長と何人かの方が、待っていて下さり、
そして最後の私の後に回ってくれて一緒に下山して頂きました。
とても温かい気持ちになり折れていた心が頑張ろうという心に
変わったのを覚えています。
5合目にゴールした時には皆さんをお待たせしてしまって
本当に申し訳ない気持ちでした。
身体が冷えてしまったのではないでしょうか‥‥‥
最後までお付き合いして頂き本当にありがとうございました。

富士登山はやはり、奥が深く登ってみて本当に良かったと思います。
いろんな感情に満たされましたし、素晴らしい思い出となりました。
富士山を見るたびに、自分はあの頂上まで行ったのだという自信もつきました。
まだまだ成長出来る気がします。
このような機会を与えて下さいました
大江電機の大江社長を始め社員の皆様方にはとても感謝致します
本当にどうもありがとうございました。

 

富士登山の感想  広域営業所 齊藤千恵美

あれ?一生に一度はと思っていた富士登山に2度目のチャレンジをしてしまいました!70周年記念富士登山のメッセージを見て、何だか周りの人達と盛り上がって、その時の勢いのまま決意した今回の富士登山。初めてチャレンジした4年前はギリギリ20代だったし、運動不足とはいえ今よりはまだ身体が動く気がしましたが、いよいよ全く運動をしておらず、昨年には駅近に引越しもしており、さてどうしようか…。そんな時に先輩社員達と発足した女子メンバー計4名による”山の会”!みんなでお揃いのTシャツや山グッズを買いに行き、練習登山として金時山、大山に登りました。素人集団なので通常の倍ぐらいの時間をかけながらの登山でしたが、無理せずのんびりワイワイと、富士山なんて無理なんじゃないかと思うほどヘロヘロになりながらも、山登りを満喫する事が出来ました。富士登山当日までみんなで不安や楽しみなど、気持ちを共有しながら過ごせた事は今思うとありがたい事だったなと感じます。

そして迎えた当日、台風5号も発生し前日の天気予報でも曇りか雨と聞いていたので厳しいチャレンジになるとは覚悟していましたが、予報を覆す晴れ!!大江電機の70周年を祝うかのような天気に力が湧いてきました!
とはいえやっぱりキツイもんはキツイわけで、スタートして早々に何故ここにまた来てしまったのかと後悔の念…。ただ、前回初めてチャレンジした時に学びましたが、歩みを止めなければ必ず頂上には辿り着けるという事を思い出し、とにかく息を整えながら今いる場所の景色を眺めながら、一歩一歩足を運び続けました。そして今回も何より力になったのは一緒に参加した仲間の姿でした。高山病にかかった仲間をサポートする姿や、それでも最後まで諦めずに歩み続ける仲間の根性を目の当たりにして、私なんてただフツーに疲れているだけじゃないか!と自分を鼓舞する事が出来ました。そして何とか登頂!先に着いていた李さん、馬場さんが迎えてくれたのが嬉しかったです。800円のカップラーメンを食べたり記念撮影をしたりしながら頂上付近を満喫し、あとは無事に帰るだけ!

下山の時には、少しでもこれから登って行く人達の力になればと思い、すれ違う時に出来るだけ明るく挨拶する事を心がけました!何回か尻もちをつきましたが、思ったよりも怖さを感じず楽に下る事が出来たように感じたのは、大山での練習登山の時にケーブルカーを我慢した成果かもしれません!スタート地点まで戻って来た時には、「やったー!終わったー!」と思わず大声で叫ぶくらい解放感に満ち溢れました!やっぱりもう二度とは行きたくないですが、70周年の記念の年に参加させていただき、全員が無事に登頂・下山出来た事が何より良かったです。貴重な機会を与えていただき本当にありがとうございました!

 

富士登山研修感想文  湘南営業所 斉藤功

8/4~5 富士登山へ大江社長を筆頭に総勢24名で挑み、無事に全員で登頂、
下山してまいりました。
自身としては4度目の富士登山挑戦で、今年は70年記念と大江社長の大江電機としては最後の登山という事で参加した全員は必ず頂上に立つという気持ちが強かったと思います。
途中、7合目付近で木村さんが体調不良で、付き添った境野さんと共に下山する事になったが、そこから復活し見事に登頂。
阿南さんの息子さんも途中、高山病で苦しむも親父が引っ張り、みんなで励まし見事に登頂。
私は小学校6年生の小さい体で苦しみながらも必死に歩く後ろ姿、彼に引っ張られるようなかたちでなんとか登頂出来ました。
下山は、福原君が高山病で苦しみながらも、誰からともなく、自然発生的に助け合い声を掛け合いながら無事に下山。
苦しみながらも総勢24名全員で富士登山を完結される事が出来て本当によかったと思います。
富士登山では幾度となく、『もう無理だ、登れない。』と思う場面があります。
最後は自分自身の足と精神力の戦い。それと仲間たちの利害のない助け合いや、励ましに
後押しされ、仲間の存在の大きさも感じました。
山登りは人生と同様に一歩一歩の積み重ねで、あきらめればそこで終わりだが、諦めず地道に一歩一歩を大切にする事が出来れば目標を掴む事が出来る。
最後の食事の席で大江社長から富士登山への思いを教えてくれました。
『経営者は後姿で示す』この18年間、自ら陣頭指揮をとり、富士に挑み続けた大江社長の
伝えたかった事が分かりました。どうもありがとうございました。

 

創立70周年記念富士登山感想文  大谷暁子

創立70周年、誠におめでとうございます。
社員皆様が歴史の重みを受けとめ、新しい歴史を築いてく姿を、陰ながら応援させていただきます。皆様のますますのご発展とご健勝を心より祈念申し上げます。
退社した身ではありましたが、創立70周年記念富士登山参加させていただいきました。
今回2回目のチャレンジで、前回も大江電機の富士登山に参加しました。前回の登頂で辛い思いをして登ったのにも関わらず参加希望したのは、先日まで一緒に働いていた気心知れたメンバーとなら、きっと楽しく登山できる!と言う思いからでした。と言うのも、前回は多数の協力会社の皆様と登頂したことと、体力面の不安から、緊張して臨みました。
登り始めから酸素不足を感じていましたが、空元気で自分を鼓舞していました。山頂に近付くにつれ声を出すのも辛く、山頂で少し回復したものの、下山の時には足取りが重く、声を出す気力すらない状況でしたが、天候に恵まれ大きく体調を崩すことなく無事下山できました。みんなで登った達成感と一体感を味わうことができ、大江電機のメンバーと良い思い出を作ることができました。
前回同様、自分自身の体調ばかり気にして、周りの方に励ましてもらってばかりで、メンバーとして何もできず、不甲斐ない状況となってしまいました。そんな中、若手のメンバーが後輩をフォローする姿や助け合う姿を見て、若手社員の成長を垣間見ることができ、改めて人が人を育てると言うことを、実感することができました。
最後に一緒に登山して下さった大江社長はじめ、メンバーの皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

富士登山の感想  横浜第一営業所 木村保南

日本一高い山に登るなんて夢にも思っていなかったのですが、富士山に登り無事生きて帰って参りました。普段運動は全くしないので、登り切れるのか不安でしたが、経験済みの皆様にお話を聞いて、一応トレッキングシューズも用意しました。準備をしていくうちに、口には出していないのですが、絶対に登ってやる!という気持ちでいっぱいになっていきました。
やる気満々で挑んだ当日は天気も良く、少し暑かったですが歩きやすい天候だったと思います。しかし私は五合目までの道中でバス酔いしてしまいました。六合目を過ぎたあたりで耐えられなくなり、下山を開始しました。私のチャレンジはここで終わってしまうのかと悔しくなりましたが、5分ほど歩いていると気分がスッキリしてきたので、また上を目指して歩き始めました。しばらく歩くと先に行った皆さんに追いつくことができました。その後も体調の波はありましたが、皆さんに励まされ、サポートして頂きながら歩き続けることができました。
“自分のペース“といっても最初はどう歩けばいいのか分からず、息はすぐあがりフラフラになっていましたが、八合目を過ぎたころには少しずつペースを掴んで登れました。一歩・半歩ずつで急がないように、息を強く吐くことを意識するとかなり辛さが軽減されました。そうして頂上まで登り切ったときには、皆さんから頑張ったねと声を掛けて頂き、とても嬉しかったです。
確かにきつかったのですが、振り返ると楽しさや達成感のほうが大きいように思います。このような機会を設けてくださり、ありがとうございました。

p.s. 下山中、歩けど歩けどなかなか五合目の小屋にたどり着かず、もう歩けないと思っていたころ、後ろから「右側に小屋がある」と大江社長の声が聞こえました。そのとき霧が濃くかかっていたのですが、霧の中に小屋の形がうっすら見えたのです。
あとから聞いたのですが、ずっとすぐ後ろを歩かれていると思っていた大江社長は七合目か六合目からは、別に下ってきていたらしいのです。私は疲れすぎて幻聴が聞こえてしまったのかもしれません。大江社長はずっと後ろを歩き見守っていて下さりました。とても心強かったです。ありがとうございました。

 

創立70周年記念富士登山の感想文  韓国営業所 李勇漢

今年の富士登山は感動満タンの感無量でも言えるでしょう。確かに富士登山の一番大きい目標は参加者全員が頂上までに登って無事に降りてくることです。しかし、去年、一人で登った私には今回も簡単に「無事に行って参りました」では足りない感じです。富士山だけではなく、一人に山を登るとずっと無言で同じスピードで歩いて殆ど計画通りに登山終了になり、個人の体調や目標達成に満足することになります。
登山ルートが苦しくて「もうだめ」との判断で途中で止めた人がなんと一足少しずつ頑張ってもう一度登ってくるのが見えた瞬間の感動、その人とずっと一緒に応援しながら結局頂上で涙を流すのが見えた瞬間の感動、大事な家族を支えてお互いに思ってくれるのが見えた瞬間の感動、石だらけの道にも関わらず高山病で歩きづらい仲間の手や肩を支えて高山病が克服されて笑顔で降りてきたのが見えた瞬間の感動、 息が苦しくて前と後ろが見えなくなる時向こうから聞こえる同じ所属の方々の応援の声を聞いた瞬間の感動。。。などは絶対に一人では感じられないことで、皆、グループの力で単純な目標達成の満足感を超えた、今までの自身を超えた結果の主人公になったと思いました。おそらく非常に晴れな天気もわれわれの感動的な富士登山を手伝ってもらった理由でもあるだと思います。
今回、創業70周年でもある富士登山で各々のピンチを克服したように、今後からもできてくるピンもに大江電機の方々と超えて生きたいと思います。富士登山の参加の皆様、本当にお疲れ様でした! :)

 

70周年富士登山感想文  湘南営業所 押谷太郎

「高山病にならず、楽しい思い出とする」今回は明確な目標を持って臨みました。前回は新人だった2000年、まだ20代前半で体力的には十分でしたが、山頂が見えて急いでしまった為か分かりませんが、高山病でかなりの頭痛に苦しめられました。結果、山頂での達成感を味わう余裕も無く、後日振り返った時にもネガティブな思い出しか残りませんでした。
高山病対策として①焦らずゆっくり登る②大きく息をする③酸素吸引、この3点をしっかりと実行しました。常に後方に控え、全体の足を引っ張ってしまいご迷惑をお掛けしましたが、結果として高山病の症状も大きく出ず、今回の富士登山を“楽しい思い出”にする事ができました。
また、いろいろな事がありながらも全員が無事に登頂し下山できた事には、いたく感動を覚えました。メンバー全員、とても誇らしく思います。

 

富士登山研修 感想文  広域営業所 堀越雅弘

2年ぶりの富士山は、また新たな発見がありました。
一昨年、新入社員の研修として登った富士山はメンバーがほぼ同期で構成されていて、登りきることで仲間とのチームワークを深めることが出来、達成感とチームワークを高めることが出来たという発見がありました。
今年で富士山の頂上を目指すのは2回目という事で、ただ登るのではモチベーションが保てない為自分の中で一昨年の自分を超えるという目標を持って今回参加しました。
結果は一昨年よりも登りも下りもキツく、下山するのがやっとで体力の衰えを感じ、富士山というのは自分を映す鏡のようだと感じました。心に余裕の無い中、どう自分と向き合い、振舞うのか自分自身を問い直すことが出来る場なのだと、一昨年の登山では気付けなかった発見がありました。

今後は自分を問い直したくなった時にまた富士登山に挑戦しようと思います。
ありがとう御座いました。

 

富士登山感想文  設備営業所 須藤晃平

今年は入社後2回目の富士登山となりました。 前回は最後まで辛いと思うような道のりは無かったと思いますが、体力の減少からか下山は息も上がり体力不足を感じました。今回はメンバーも多く、2班に分かれての登山となりましたが、リーダー阿南さんと先頭として頂上までの道のりを歩みましたが、斉藤さんの気合い、事前トレーニングを行っていた奥山さん、表情も変わらず走る漆畑さん、そして11歳にして一番楽しそうに登る阿南さんの息子さんのパワーにしがみついて辿り着いた頂上でした。

下山に関しては頂上で決めた気合いで一番に下山すると決めましたが、阿南リーダー、阿南さんの息子さんに先を越され、体調次第で来年のリベンジをすると誓いました。

今年は社長が節目の最後の登山となり、来年からは阿南さんがリーダーとして来年からも
引き続き行うこととなりました。自分の参加できる時には今後も参加して行きたいと思います。ありがとうございました。

 

富士登山感想文  広域営業所 堤卓徳

17年前、新入社員研修で富士登山に参加させて頂きました。
研修で登山という違和感と想像を超える疲労感を今でも覚えています。
創業者生誕100周年、創業70周年、大江社長引率による社内登山が最終という
区切りの年でもありましたので17年振りに参加させて頂く事となりました。
富士登山の2ヶ月程前からトレーニングを行い本番に臨みましたが自らの体力不足を
ただただ実感する登山となりました。
40歳ともなれば体力が落ちているのは理解していましたが実際に山を登り始めると
異常な程呼吸は荒くなり、8合目に到着した時には唇が紫色に変色していました。
下山時は頭痛に悩まされ、少し踏ん張るだけでも頭に痛みが走りました。「なるほどこれが高山病か」と痛みに耐ながら何とか下山しましたが、今度は身体が急激に寒くなってきました。「あれ?何か変だな」と思い、宴会場で体温計をお借りして熱を測ると何と
「38度9分」を計測。高山病だと思っていた頭痛はただの風邪の症状でした。
私含め途中調子の悪くなった方もいましたが、自然と手助けできる、手を差し伸べられる
メンバーが多く素晴らしい登山となりました。
宴会場では大江社長から富士登山に挑戦する理由を教えて頂き、意識朦朧としながらも
17年前に感じた違和感は払拭されました。

機会があれば次回は御来光を拝みたいと思います。

 

富士登山感想文  湘南営業所 竹松亨

この度富士登山に参加させて頂きありがとうございました。
今回で3度目の富士登山でしたが、天候にも恵まれ全員で無事登頂でき
充実した気持ちになりました。
参加した24名で協力し合い、辛い時には励ましあいながら登れましたが
自分は自分の事で精一杯で入社してからの体力の衰えを感じました。
体力の衰えは日常の仕事にも関わってくると思うので、
これを機に一度自分の私生活を見直し、心身ともに鍛え直そうと思います。
大江社長が富士登山の経緯を最後に話して頂き、
『リーダーシップとは自分の背中を見せること』と聞き自分にも
入社してから後輩社員が出来、しっかりと手本となるような人間にならなくてはと
危機感を感じました。
今回の経験を無駄にせず、日々一歩一歩着実に成長するよう努めます。
最後に登りつつ感じたことは
『やっぱり富士山は登るものではなく、眺めるものだと感じました。』
富士登山というとても貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。

 

富士山の思い出  横浜第一営業所 福原亮

私は、初めて富士山に登りました。6合目、7合目くらいで頭がくらくらしてきて、富士登山はとても辛いと思いました。初めて登るので富士登山をとても楽しみにしてきたのにとても悔しかったです。しかし、とても景色がきれいで辛いながらもとても綺麗で最後まで登って良かったと思いました。10合目に辿り着いてから辛くて1時間くらい寝てしまい、へろへろになってしまいましたが、先輩方が優しく声をかけてくださいました。先輩方のサポートがなくしては、最後まで下りきることができなかったので、とても感謝の気持ちでいっぱいでした。そして、最後まで全員で富士登山をすることができて良かったです。とても良い思い出になりました。身体全身疲労困憊の後の銭湯は、疲労をリフレッシュすることができ、とても気持ち良かったです。夕食の時は、大江電機の富士登山の歴史を知ることができ、最後に大江社長と富士登山をすることができて良かったです。1日を振り返ると辛いこともありましたが、先輩方の温かさ、最後までやり遂げることの大事さをしることができました。

 

第18回大江電機富士登山感想文  大江光正

第18回大江電機富士登山は、創業70周年の記念行事の一環として開催し、
社内24名(内家族2名)が参加して全員が登頂を果たしました。

土曜日の登山で込み合いましたが、強い日差しもなく、雨もなくの富士登山日和に恵まれ、小学校6年生から69歳の高齢者までの24名は、励ましあい助け合いながら、最後まで自らの意思で歩を進め無事に下山できました。

バスでの乗り物酔いを引きずり嘔吐しながら諦めなかった木村さん、寝不足との戦いに勝ち抜いた阿南ジュニア、高山病から見事に復活した福原さん、途中でリタイヤしても仕方ない状況でした。常に寄り添っていた境野さん、親父として息子に甘えさせなかった阿南さん、協力して下山をサポートした若手社員の皆さん、24名の大所帯でしたが一体感が強く伝わってくる素晴らしいチームになり70周年の記念事業に相応しい富士登山となりました。

私は今回で大江電機富士登山のリーダーとしての役割を降りると決めていました。状況に応じた判断を下し、チームにその時点での最善の指示を出すことがリーダーの役割です。登山では万一の事故発生の場合に、リーダー自らが先頭に立ってサポート役を果たさなければなりません。しかし、69歳の私の体力では福原君の下山をサポートすることはできませんでした。最も危惧していたことに直面し、私の決心が正しかったことが証明されてしまいました。

私の富士登山は今回で34回目となりました。昨年は足を痛めていて登山を見送りしましたが、51歳から19年続けてこられたのは、大江電機の伝統として定着させたいとの想い、困難に挑戦を続ける自らの意思と体力の確認です。そして自らのリーダー論の実践でした。経営TOPとして「自らの後ろ姿」で組織を牽引する。言葉と行動を一致させることです。

大江電機富士登山の伝統は阿南君がリーダーとして引き継いでくれることになりましたので、私は来年の70歳の誕生日に富士山頂に立って、富士登山を最後にします。最初の富士登山は終始青空に恵まれ、素晴らしい景観に感動したものです。大江電機富士登山の最後は最高のメンバーに恵まれ、深く記憶に刻まれる体験となりました。

最初に富士登山を先導いただいた守田明さんと社長の道場の皆さん、毎年の行事に参加してくれた大江電機の社員の皆さん、友人・仕入れ先・お客様・金融機関・同業者で一緒に山頂を目指していただいた皆様、山小屋の関係者の皆様大きな存在として受け入れたくれた富士山、そして、私に挑戦する力・やり続ける力を与えてくれた父と母に心より感謝します。

長い間、ありがとうございました。