<大江電機第25回富士登山社員感想文>
実施日:2025年8月8日(金)~8月9日(土)

やったぜ富士登山レポート25
第25回大江電機富士登山感想文 産機事業部 阿南宏司
2025年の富士登山は静岡県による登山規制強化(事前登録制・入山料納付・事前学習義務)、働き方改革を背景としたドライバー不足を受け、ツアー内容を大幅に見直し・変更して臨みました。8/8(金)AM9:00三島駅集合後、路線バスで富士宮口5合目着後、1時間の高度順応を経てPM13:00登山スタート、8合目山小屋宿泊して8/9(土)AM3:00に登山再開、山頂での休憩を経てAM9:30に五合目到着の行程です。
今回のチャレンジメンバーはTE那須野・渡邉の健脚コンビ、加藤・鈴木の体力自慢新入社員とあって、顔ぶれは心強いのですが、山小屋宿泊を挟んだ深夜スタート(暗闇)が未知の体験となり、どちらかといえば不安?な感じで臨んだのが本音です。那須野・渡邉の御殿場組と5合目で合流後、登山前の注意事項等をメンバーへ指示する中、パーティー隊列を“先頭鈴木”、次に那須野・加藤・渡邉・阿南の順で指示しスタートしました。パーティー全体のペースメイクは重要な役割故に、本来なら富士登山初体験の新入社員に先頭役を任せるような判断はしないところですが、少人数且つ信頼出来るメンバー、ラテンサッカーを根拠とした鈴木さんご自身の体力への自負を拠り所にトライしました。結果は成功、途中何度かこちらから注意・指示はしたものの、常に隊列に配慮し、みんなに声を掛けるリーダーシップを発揮してくれました。
サッカーのポジションはセンターバックとの事。ディフェンスラインの管理と全体へのタイムリーな指示が要求されるポジションのはずで、実は向いてた?鈴木さんの活躍はとても嬉しく思いました。筋トレマニアで有名となった加藤さんは“下半身の筋トレはあんまり・・・”との事でしたが、安定した登りっぷりで常に元気。下山でよく見かける“靴裏剥がれ” 今回は加藤さんがヤってくれましたが、TE健太郎さんがすかさず見事なテーピング処置であっという間にフォロー。チームワークもいい感じでした。このように今回はメンバーや人数において有利且つ、平日登山で基本渋滞無し。初日天気は終始曇り(雲の中)で体感気温は16~17度で快適。警戒強めていた熱中症の心配も無く、1日目はとてもスムーズに8合目到着でしたが、2日目AM3:00スタート時の8合目気温は3度、登山中は暗闇のうえに風速10m前後の強風でコンディション最悪。山頂着時の気温0.3度。各メンバーとも装備充実で乗り切る中、一番ちゃんとしてなきゃいけないはずの私が日中装備+レインコートのみで苦戦。一歩間違えば低体温症、雨降ってたらOUTかも。今年も富士登山で死者発生の報道あるのに大反省となりました。数えてみたら今回で14回目の挑戦、過去2番目に厳しい環境下で慢心を突かれたように感じ、次回に活かすと決心しました。
危険を伴う下山は那須野さんへ先頭役を担って頂きました。相変わらず強風吹き荒れる中、みんな体力はあるけど、“ジッとしてると寒い!”との事で、途中小休止もそこそこに3時間のスピード下山。今回メンバーだから出来た離れ業。毎回これは通用しません。その後路線バス2時間掛けて三島へ移動して日帰り温泉で打ち上げ。毎度ながら最も心安らぐ瞬間です。登山全体は順調のように感じましたが、改めて振り返り、“キッツカッタナー”と。常にお互いを気遣い合うメンバーに一体感の大切さを再認識しました。
この度初めての行程を経験出来たのは良かったものの、装備の不備で思い知った慢心は登山リーダーとしての自覚の甘さも思い知る苦い経験となりました。那須野さん渡邉さんの存在が支えてくれたように感じます。今回一緒に挑戦してくれたメンバー皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
(浜谷さん直前でTRY断念は残念でした。次回に期待?)
第25回大江電機富士登山感想文 電材事業部 加藤瑠太
この度は、大江電機における伝統の富士登山に挑戦させていただきました。
参加メンバーには大ベテランの阿南さん・那須野さん・渡邉さん、そして新入社員の加藤・鈴木という5人体制で挑みました。
私自身初めての富士登山であり、正直なところ参加を決意したことを後悔する瞬間もありました、気づけば当日になり「日本一の頂への憧れ」という強い憧れが不安を上回り、三島駅へ向かいました。5合目へと向かうバスからは全体が見えていた富士山も目的地に着いてしまった途端、先の見えない山へと変貌しており、富士山の壮大さを目の当たりにしました。
5合目での1時間の高度順応や注意事項の説明を終えてようやく富士登山がスタートしました。過去に登山した方々から頂いたアドバイスには日差しによる発汗が体力を奪うと聞いて身構えていましたが、登り始める中で天候は徐々に曇り空が広がっていき、身体にとって丁度よいスタートを切ることができました。同じく富士を登る人々へ挨拶を交わしていく中で気がつくと、1日目の目的地である8合目に到着していました。身体に溜まった疲れや道中トラブルはなく全員が無事に登れたことの安心感から、山小屋ではすぐに眠りについてしまい、夜景を拝むことができなかったことが残念です。
早朝の2時頃になると8合目から頂上へと向かうべく身体を起こしましたが、外は異常なほどの寒さと激しい風が吹いており、1日目とは異なる環境での登頂になりました。暗闇の中で先の見えない状況では道中の看板やヘッドライトを頼りに進んでいき、頂上が目の前に現れたときは心の中で安堵したのを覚えています。残念なことに天候は曇り空のためか、ご来光を拝むことは叶いませんでしたが、登り切ったという達成感は映像や言葉では味わえないものだったと感じます。頂上での休憩を終えてからの下山は非常にスピード感のあるものとなり、新記録となる1時間を叩き出していたこともあって、余裕を持って下山できたと考えます。
完走をした感想は私自身靴裏剥がれというトラブルが発生しましたが、メンバー全員が大きな怪我なく終えられたことが一番良かったなと思います。また、自分の身体で登ったからこそ感じられる達成感があり、未挑戦の方は一度でも挑戦してみることをおすすめしたいです。
第25回大江電機富士登山感想文 産機事業部 鈴木丈
この度は富士登山に参加させていただき、ありがとうございました。
富士山に登る前に、富士登山を経験された方々から過酷さや高山病の危険性などを伺っていたこともあり、経験したことのない富士登山をやり切れるのか、不安に感じていました。その不安の表れとして、富士登山のために準備した荷物で登山用ザックが満杯になり、重さは約10kgになっていました。重くなることで体への負担は増えますが、「持ってくれば良かった」と後悔したくなかったため、この重さで富士登山に臨むことを決意しました。
当日、出発前の打ち合わせで阿南さんから先頭を任されました。阿南さんからのアドバイスを思い出し、登る時のスピードは左足のつま先に右足のかかとをつけて進むくらいを意識して登り始めました。それでも参加者の方々から「速い」とご指摘を受けたため、岩が少ない道では常にスピードを落とすよう意識し、岩場で一時的に速くなった際には、ほとんど進まない時間を作りながら山頂を目指しました。スピードを一定にするよう心がけていましたが、高度が上がるにつれて落としていく必要があり、適切なペースで皆様を先導することはできませんでした。至らない点はありましたが、健脚揃いの皆様に助けられ、無事に山頂までたどり着くことができました。
せっかく山頂まで来たのだからということで、那須野さんと渡邉さんに誘われ、加藤くんを含めた4人で剣ヶ峰の頂上まで登りました。
下りは那須野さんが先頭を担当し、私は2番手になりました。那須野さんの下山がとても速く、ついていくために降り方を真似しながら下っていきました。要領を掴んでからは爽快に下ることが楽しくなり、その代わりに膝と足へ大きな負担をかけたため、3日間ほど筋肉痛が続きました。それを差し引いても、スピーディーな下山は特別で魅力的な時間でした。
今回は曇りで、富士登山経験者から伺っていたような美しい景色を見ることはできませんでしたが、日本で一番高い山に登った達成感や、山小屋での修学旅行のような非日常はとても楽しいものでした。貴重な経験をさせていただき、企画してくださった方々、アドバイスをくださった方々、そして富士登山をご一緒した皆様に心より感謝しております。
御来光アタック テクノエナジー 那須野亮
4度目となる今回の富士登山は、初めての山小屋へ1泊し御来光が拝めるという内容に過去以上に期待値が高まりました。
富士登山の予行練習として今年はFTC渡邉健太郎君と2人で山手線を1周歩いてみました。記録は1周45kmを11時間で歩き切る事が出来ました!朝一の御殿場から新宿着の高速バスへ乗り、その日の最終の高速バスで帰って来る事が出来ました。
さて富士登山ですが、2日前になんと浜谷さんが中耳炎になり辞退というアクシデントが発生、浜谷さんの分まで御来光を拝むぞと決意したのでした。今年は初の山小屋1泊という事で食料や着替えなど荷物が今までより多くなり気が付けば荷物の重量は約12kgにもなってしまいました。試しに背負ってみるといつもより肩にかかる重量が増してこんなの背負って最後まで登れるのかと少し不安になってしまいました。
登山メンバーが今年は5名になり5合目に着いた時天気は曇り。5合目も昨年には無かった手ぶらで来て登山道具を一式借りられるレンタル屋さんが出来たり、売店にアメリカンドッグ等のホットスナックが並んだりと進化に驚きです。少し肌寒い感じで13時に5合目を出発しました。山頂を見上げるとリュックの重みで後ろにひっくり返りそうになりながらも、雲の中を歩き続け予定より1時間程早く宿泊先である8合目の山小屋に辿り着きました。
山小屋の夕食はカレーでした。冷えた体に温かいカレールーが全身に染み渡り衝撃の美味しさでした。山小屋は初めての体験でたたみ1畳無いスペースに寝袋1枚で雑魚寝というのが修学旅行のような気分になり明日の御来光への期待感が更に高まりました。
翌日は深夜2時に起床。満月と夜景がとても綺麗でしたが気温は6℃。山の上の方は天気が悪く、既にとても寒かったのですが9合5勺に着いた時には3.5℃になり更に極寒となりました。そして朝5時、体がよろけそうな強風で体感温度が0℃位の中、なんとか山頂に登頂する事が出来ました。しかし山頂でも天候は悪く、今回のメインイベントといっても過言ではない御来光を拝む事は叶いませんでした。
今回の富士登山は過去3回の暑さとの戦いとは真逆で、寒さとの戦いでした。防寒着を多めに入れておいたおかげでなんとか助かりましたが山の天気は分からないものです。今回は御来光を拝む事も撮影する事も出来なかったのが心残りですが、山小屋1泊という未体験ゾーンを経験する事が出来たのはとても良い体験になりました。来年は是非今回参加出来なかった浜谷さんと御来光を拝みたいと誓った2025年の御来光アタックでした。
最後に今年度から色々とプランが変わり計画してくださった阿南部長ありがとうございました。そして一緒に登頂したメンバーの皆さんお疲れ様でした!
今年も夏の一大イベント「富士登山」テクノエナジー 渡邉 健太郎
一昨年に初めて参加させていただいた富士登山も今年で3回目。既に常連となってきたような気がします。装備や登り方の面だったりで、いろいろ経験値が増えてアドバイスも出来るようになってきました…が、しかし、今回は初の山小屋を含んだ登山。今まで通りではいかない、注意しなければならない点も多々あり、準備段階から頭を悩ませました。
体力面では、日々の走り込みや長距離のウォーキングなどトレーニングを昨年よりも行っており、恐らく問題ないだろうと考えていました。しかし、高山病はどんな人でも常に隣り合わせ、深夜の登山ということは気温の低下は避けられません。なるべく多めに服は着られるようにして、暑ければ脱ぐ。そんな心持ちを基本としたら、いつの間にか手持ちのザックはパンパンに。果たしてどうなるか…
当日は天気予報通り、少し雲のかかった、でも暑い日に。5合目に到着すると、若干肌寒いくらい。まぁ上に上がっていくうちに天気は回復するかなぁと考えていました。
過去2回の登山では、バスで仮眠の後すぐに登山が始まり、メンバーと話したり交流するタイミングもほとんどなかったのですが、今回は1時間ほど高地順応の時間が設けられており、その間で交流が図れたことはとてもよかったです。
そして登山開始。今回の先頭は、なんと鈴木丈君!経験者が担うものと思っていたのでビックリした人選でしたが、登り始めてみると非常に堅実、かつ安心感のある足運び、後方への気遣いも素晴らしかったです。向こうから降りてくる登山者へ元気な声で挨拶を積極的にかけるのも、全体の雰囲気向上に大きく寄与していたんじゃないかなと感じています。酸素が薄くなっていき、自分のことだけに没頭してしまいそうな時に大きな声を出せるのは、周りへの意識を取り戻すキッカケになっている気がして、自分も積極的に挨拶していきました。苦戦しながら登っているときの「がんばってー!」など、温かいエールを貰ったりすると、自分も苦しそうな方へエールのお返しをしよう、とそんな気持ちのバトンが続いていくのも、富士登山へ挑む皆の一体感のようで、とっても好きなんです。
山小屋での時間はあっという間で、予想した以上に安心して滞在できる場所でした。晩ご飯で頂いたカレーとお茶もとてもありがたく、身体に染み渡りました。就寝前に見た下界の夜景はまた絶景で、御殿場から沼津、富士までが一望出来るパノラマ。低い標高ではまず味わえない光景に、思わず寒さを忘れて見惚れていました(気温1桁…)。また登山する理由が出来てしまいましたね。
翌深夜、防寒装備を整えて登山再開。叩きつけるような横風が非常に冷たく強く、気を抜くとバランスを崩して転げ落ちてしまうんじゃないかと思うほど。動いていれば暑くなりますが少し止まれば一気に冷え、止まらずに動き続けることを強いられるようでした。
上を見渡しても真っ白。山頂が近くなっても変わることはなく、待望のご来光は…残念!これも次回に期待ですね。
とにかく寒い山頂から剣が峰を超え、急ぎ足で下りの帰路へ。この道中も天気が回復することはなく、ひたすら止まらずに進み続ける高速の下り坂。ここでも登りと同様で、動いてかいた汗が止まると急に冷やされるので、休むと逆に消耗するようでした。疲労していくであろう足腰は、この冷気でクールダウンされるので疲労を感じづらかったです。
あっという間に麓が近づいてくるのが、登山の終わり、夏の終わりを感じさせるようで、寂しさがいっぱいでした。
巻きにまいた行程で予定よりかなり早く、最終目的地の温泉、極楽湯へ。疲れた身体をほぐす温泉と、グイっと流し込むビールが最高のご褒美、と酒飲みは思います。
今回は、以前とはガラッと変わった日程となり、非常に苦心されただろうと察するに難くないものでした。部隊長阿南さん、いつも感謝です!メンバーの那須野君、鈴木君、加藤君、お疲れ様でした!そして、今回残念ながら参加の叶わなかった浜谷さん、是非次回こそは一緒に登りましょう!
また来年も、待ってろよ富士山!

