やったぜ富士登山レポート23

<大江電機第22回富士登山社員感想文>
実施日:2023年8月5日

       

やったぜ富士登山レポート23

富士登山 感想文 RS事業部 臼井真一

富士登山に参加させていただき、ありがとうございました。
私は、昨年、富士登山に参加し、その際、目の当たりにした壮大な景色をもう一度見たいと思い、2度目の富士登山参加を決意しました。
1回目の富士登山は登頂できるか、不安の中の挑戦でしたが、今回は前回の経験もあり、一歩一歩山頂に向けて、着実に歩いていけば、大丈夫だと自信を持って、登りきることができました。
生憎、山頂は曇っておりましたが、3,776mの観測所から眺めた火山の噴火口は、圧倒的なスケールで自然の美しさと荒々しさを感じさせる景観でした。
道中、低酸素でしんどく感じることもありましたが、励まし合い、先輩方がくれた差し入れをいただくと自然と元気が湧いてきました。
また前回一緒に登頂したメンバーの存在が力強く、今回は終始、安心して、登山を楽しむことができました。
最後の総括で阿南取締役がおっしゃられておりましたとおり、富士登山で感じ、経験したことは大切にしていきたいと思います。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
応援や差し入れをいただき、温かく見守ってくれた先輩方もありがとうございました。

 

富士登山 感想文 RS事業部 鄭仁甲

17年前、留学生の時に一緒に日本語を勉強していた友達と初めて登った富士山。
当時は、20代中後半で今とは違う身体的な若さと体力的にも健康な時期でした。40代になって、今回初めて挑戦した富士山は、適切な気候と適当だった移動テンポ、そして今は一つの家庭の主としての責任感まで。そのような要因があったからこそ、今回の登山は山頂まで登ることができたと思います。

登山の前日に家を出る時に妻から“気をつけて行っていらっしゃい”っていう毎日聞かれている言葉もその日だけはなぜか本当に気をつけなきゃという気がさせた。登山当日、早い時間から移動しなといけない日程だったので移動中のバスで少しでも寝ようとしましだけど、前の席から聞こえてくるヘビーメタルサウンドがその短い時間の睡眠を許さなかった。

山頂に近づくになるほど酸素不足と感じる身体的な限界は、普段から体の管理を疎かにしていたことをあまりにも後悔させた。あらゆる自分への言い訳を慰めに運動を休んでしまった私自身が、その瞬間をあまりにも後悔させた。

五合目から登り始め数時間、やっと山頂まで登った時、その時の達成感と富士山トップの景色を家で待っている妻と共有したくて、ビデオ通話をしたその瞬間は、電話の向こうから聞こえてくる妻の声から感じられるほど達成感はたかったし、今でも自分の心の中に残っていて良い経験でした。

富士山、登りのポイントは登った道を戻るものだと誰か言ったっけ?17年前の記憶のなかでは数時間しゃべり続けたのしか覚えてなく、今回は下山する時にこんなに注意する要素が何倍も多いのを再度実感しました。でも最後まで無事に終えられてとても幸いかったし、良かったです。

他部署のメンバーとの初経験した外部活動は、このように良く終えられた良かったですし、もし今度富士山を登る機会があれば、その時は妻と一緒に登ってみたいですね。ただ、山頂までは難しそうです。
以上です。

 

2度目のやったぜ富士登山 テクノエナジー 那須野亮

昨年から引き続き挑戦させて頂いた富士登山。
今年は8歳の娘も行きたいと言い出したので、予行練習として芦ノ湖のハイキングコースを歩いてみました。4時間歩き続けてへこたれる事なく歩き切ったので富士登山もきっと行けるだろうと思っていました。もし富士登山途中でへばってしまった場合は最悪自分が抱っこするしかないと思い、自分も体力づくりで昼休みに5キロ程走り込みをしていました。
しかし本番3日前から娘は熱を出してダウン。
自分が家を出発する際、「一緒に行きたかった!」と号泣していたので来年は必ず親子でリベンジさせて下さい!
昨年、富士登山より地獄だったバスでの長い長い車中泊。
4時間が本当に長くて辛かった記憶が残ります。
今回の目標として絶対にちゃんと寝てやる!と心に誓い、今年はアイマスク、耳栓、ネックピロー、骨盤クッション等のあらゆる安眠グッズを持ち込みいざ勝負に挑みました。
そして今回はベスポジを見つけた後は比較的すぐに意識が無くなり気づけば朝!
この勝負勝ったぞー!と心の中で叫びました(笑)
富士登山自体は体力づくり&ちゃんと寝れたおかげで、明らかに昨年より楽に楽しく登る事が出来ました。
しかし反省点もありました。下山中疲労がピークで心が折れそうみんなを、ペース配分だけではなくもっと寄り添ってサポート出来ればよかった。自分にもっと何が出来たのかと帰りのバスで考えてました。
でもこのメンバーの底力で全員で最後までやり遂げれたのは本当に良かったです。
5合目に到着した際、みんなと一人一人ハイタッチしてぐっと来るものがありました。
普段中々会えない皆さんですが、何かの機会でお会いした際にはどうぞ宜しくお願いします。
最後に一緒に登頂した皆さん、本当にお疲れ様でした!
そして毎年富士登山を企画して頂いている阿南社長、差し入れをして頂いた浜谷さん、
ありがとうございました。

 

 

富士登山感想文 テクノエナジー  勝又洋輔

今回の富士登山は参加でき本当に良かったです。
私は富士山の麓、御殿場に約20年住んでいて、いつもどこかから富士山が見えていて、言ってしまえばあまり特別に感じていませんでした。富士山頂にも行ったことはなかったです。
そして今回富士登山に参加することが決まり、最初は登り切れるか不安な気持ちでしたが、登山日が近くなっていくにつれ、少しずつわくわくしている自分がいました。
登山というものもしたことがなかったので準備も大変でしたが、何度も経験している先輩方から必要なもの等を教えていただき万全の状態に出来ました。

富士登山当日、バスで仮眠を取り、1時間後には歩き出すということで準備等で外に出た時、明らかに呼吸がしにくかったです。まだ5合目なのにこんなに違うのかと思いました。それと同時にまだうす暗かったのですがそこからの景色はもういつも見ることがない景色で綺麗でした。
この後登っていくにつれもっと見たことがない景色があると考えると楽しみになりました。

実際に登っていくと考えていたよりもスムーズに登ることができなかったです。
登るにつれ息がしづらいと感じはじめ、足場も砂、砂利で滑りやすくなっていたり、大きい石等で足が引っかかりやすくなっていました。
それらのことで7合目付近で頭痛や呼吸がしづらい等の体調不良が出てきて、軽い高山病になってしまいました。
そこから登るにつれどんどんきつくなり、もう限界だと何度も諦めそうになると周りの一緒に登っている先輩方が励ましてくれたりと、サポートしてくれました。
それともう一つ助けになったのは登るにつれ高くなり広く見える富士山からの景色でした。普段は下からしか見ていなかった富士山でしたが、今はその富士山を登っていて雲の上から下の景色を見ている。普段見れない景色というのもあり、それも登っていく活力になりました。
そして先輩方にサポートしていただきながら、山頂に着くことができました。
そこからの景色は雲がかかっていてあまり良く見えなかったが、とても高いというのはわかりました。
まだ動ける体力はあったので剣ヶ峰、富士山の1番高い所にもチャレンジさせていただき、登りきることができました。そこから見る噴火口はとても迫力があり、実際に見ることができ本当に良かったです。
その後の下りも大変でしたが、段々と呼吸がしやすくなり何とか5合目に無事到着することができました。

今回富士登山に参加させていただき、多くの学び、経験がありました。
万全の準備をすること、何事も1人でやり遂げることは難しいことを学び、酸素の薄い感覚、富士山から見る景色の綺麗さ、そして人生で初めて富士登山をして登りきれたこと。普段出来ないことばかりで本当に良い経験になりました。
富士登山で学んだこと、経験したことは今後の仕事・生活に活かしていきます。

多くの先輩方にサポートしていただいて完走することができました。
ありがとうございました。

 

2023年 富士登山 感想文 産機事業部 白土菜々子

登る当日の朝でも辞退することを考えているほど、私にとって富士登山は気の重いものでした。しかしながら、出勤すると沢山の方から応援の言葉をもらい、営業所の方たちからはお守りや登山中の食料などもいただきました。これをきっかけに富士登山へ臨む姿勢が変わり、覚悟を決めることができました。
残念ながら山頂は曇っており、正直登っている途中が一番きれいな景色でしたが、達成感で満ち溢れ、疲れよりも嬉しさが勝りました。
自分ひとりでは富士山に登ろうと思わないので、貴重な経験ができる機会を与えてくださりありがとうございました。また、サポートをしてくださった先輩方も本当にありがとうございました。

 

2023年 大江電機富士登山を終えて テクノエナジー 渡邉 健太郎

「入社したら必ず富士登山に行くんだよ」
そう同僚に言われ、とても嬉しかったことを覚えています。

中学の頃に学校であった富士登山の機会は台風の直撃により中止となり、それ以降は仲間と登る計画を立てながらも実現することは無く…。そんな中で巡ってきたこんな機会、登山前夜はまるで遠足前の子供のように興奮と緊張でほとんど寝付けませんでした。
朝4時に起床、急いで身支度をしてバスを降りると、冬の朝のように透き通ってピンと張った空気が身体を包み、それだけで寝不足のことなど忘れて興奮が一気に押し寄せてきました。
登り始めてすぐ、眼下に広がる素晴らしい雲海を目の当たりにして、この景色を見る為だけに富士山へ来る価値があるなと感じ、すごい…いやぁすごい…と語彙力を失わせます。そしてこの時点で「あぁ、来年も来よう」と確信しました。
すれ違う方々と交わす挨拶や、疲れたメンバーを鼓舞する声。そんな賑やかとも思える雰囲気がとっても心地良く、下山されていた方から「お兄ちゃんたち、元気いいねぇ!」と言われたことも嬉しく思えました。
徐々に疲弊していくメンバーが増え、高山病や足のつりなども出てくるように。そこで自分は何が出来るか…メンバーの表情をよくみたり、カラダのケアをしたり。満身創痍になっていると足元がおぼつかなくなったりするので、咄嗟の時に動けるように視野を広くしたり…自分にまだ余裕がある分みんなの為に動こうと。
今まで色々社会で経験をしてきましたが、その積み重ねがこういった瞬間に繋がってくるんだな、やってきたことは無駄じゃなかったんだなと実感しました。
念願の頂上をみんなで踏みしめた時の喜び、解放感は、他では味わえない感覚で、今までの疲れなど吹き飛んでしまうかのようで。今まで写真や映像でしか見たことのなかった10合目、剣が峰の光景は、しっかりと目に焼き付いています。
…そこからの下山。頂上までで既に限界だったメンバーを無事に下まで連れていくことは、容易ではありませんでした。一歩一歩が大変な道のりで、気の遠くなるような長さにも感じましたが、そんな時でも下界の景色は心を癒してくれましたし、道を譲ってくれる登山者たちの温かい言葉には元気を貰いました。
そして無事に下山出来た時には本当に嬉しかったですし、頂上の時とはまた違った達成感に満ちていました。
また次回の富士登山も必ず参加したいなと考えていますし、出来れば個人的に他ルートでの登頂も果たしてみたいなと思うまでに、登山の楽しさに目覚めてしまったかもしれません。このような機会を与えていただき、大江社長、阿南社長、本当にありがとうございました。
そして、一緒に登ったみなさま、本当にお疲れさまでした。

2023年富士登山感想 産機事業部 田中美帆

この度は富士登山に参加させていただきありがとうございました。
私は登山経験はもちろん、これといった運動経験もあんまりなく、自身の体力には全く自信がないため、正直登る直前までは絶対途中でリタイアするだろうなと思いながら向かっていました。バスの中ではほとんど寝られず、登り始めは寝不足による頭痛と疲労で7合目あたりで早々に心が折れそうでしたが、なんとか無事頂上までたどり着くことができ、すごく大きな達成感を得られました。
しかし下山では登りの時とは比べ物にならないくらい苦しい思いをしました。早々に脚がほとんど自力で動かせなくなってしまい、いろんな人に身体を支えてもらいながらなんとか降りられましたが、自分が原因で時間がかなり押してしまって入浴等の時間が短くなってしまったこと、色々な人を待たせてしまったこと、そして一緒に下山してくださった方をほぼ付きっきりで介護状態にさせてしまったことなど、たくさんの人に多大なご迷惑をかけてしまったことは大きな反省点でした。日頃の運動不足が原因でした。
思うように動かせなくなってしまった脚を解してくださった方、荷物を持ってくださった方、お菓子や酸素缶をくださった方など、周りのメンバーに支えられて無事帰ってくることができたので改めて人の温かさというものを知りました。そして差し入れをくださり、何度も応援や励ましの言葉をかけてくださった湘南営業所のメンバーにもとても感謝しています。とても貴重な経験になりました。ありがとうございました。

 

2023年富士登山 感想文 電材事業部 圓谷愛梨沙

はじめに、富士登山の機会を作ってくださった大江社長、企画をしてくださった阿南事業部長、ありがとうございました。また、途中で心折れそうになっても前を向き、登頂・下山を成し遂げた皆さん、本当にお疲れ様でした。
私は今回の富士登山で、大変貴重な経験をさせていただくことができました。酸素が徐々に薄くなり苦しくなる呼吸、大小不規則で歩きづらい岩場や砂利道、高度が上がるにつれて変わる荘厳な景色、すれ違う登山者と交わす気持ちの良い挨拶、日本一高い山の頂から見渡す広大なパノラマ、それから、何より声を掛け合い助け合えるメンバーと過ごした時間。どのシーンを切り取っても、日常では簡単に味わうことのできない、何にも代えがたい思い出です。
辛くて苦しい場面もありましたが、その度に周りの存在に助けられました。決して一人では登りきることができなかった富士登山。たくさんの人に支えられていることを忘れずに、今後も仕事により一層精進してまいります。そして、いずれは誰かの支えになるような存在になりたいです。

 

2023年度の富士登山の感想文 RS事業部 金世埈

初めての富士登山。RS事業部で多い人数が参加することになったので一緒に参加することにしました。
富士山までバスで移動してバスでの宿泊でしたが、やはり不便であんまり眠れなかったです。4時に起きましたが、あんまり眠れなかったので当然体の調子は良くなかったです。
阿南さんからの登山について簡単に説明されたうえ、昨年から参加した那須野さんが先頭で登りました。やはり、経験者としてゆっくり進めることで無理なく頂上まで登ることができました。
登り始めから辛そうな方がいましたが、それでも最後まで登り切ったことは素晴らしいと思います。
40代になってから体力も落ちたし、普段運動あんまりしていなかったので頂上まで登れるかが心配でしたが、最後まで登り切って良かったと思います。
頂上で富士山の噴火口を初めて見ましたが、想像より大きくてびっくりしました。
下山は本当につらかったです。ちゃんと固定された石とかがなかったのでほぼ滑りながら下りることだったので足の筋肉が常に緊張している状態で下りることになったと思います。
1人もリタイヤする方はなく、みんなで登り切って下りることができたのは今回の富士登山チームは良かったと思います。最後の締めで阿南さんが言った通り、チームとして全員が登り切ったことが大事だと思います。社会人としても1人ではなく、チームとして動くのであれば、みんなが幸せな結果なると思います。
自分の立場としての感想は若い頃は簡単に登って下りることができましたが、どんどん年がとったら登ることは何とか可能になるが、下りることは一番難しく感じることです。
2023年度の富士登山に参加した皆さん、本当にお疲れ様です。

 

やったぜ富士山2023 産機事業部 石澤樹

「富士山は登るものではなく、眺めるもの」
大江電機に入社するまで実際はそう思っていました。しかし、参加表明をした際には憂鬱な気持ちは一切ありませんでした。やるからには絶対に登頂したい気持ちが強く、「登頂出来るまで湘南営業所には帰れない」と自分の中で意気込んで臨みました。

迎えた出発当日は意外にも緊張や不安は感じず、同期の皆に会えることが楽しみでした。そのおかげもありバスでも早くから眠りにつくことが出来ました。目を覚ました午前4時ごろの星空や上から眺めた景色は幻想的でした。

そのような中で登山をスタートしましたが、登りは比較的余裕を持って楽しく登りきりました。同期だけでなく、普段接することの少ない部署の方と交流を深めながら登ることが出来ました。頂上に到達したときの達成感は何物にも代えがたいもので、火口を見た時の壮大さは忘れられません。

一方で、下りは登りほど順調には進みませんでした。山頂へと登ることが目標となっていたため、下山の際は気持ちが沈んでしまいました。ゴールは見えていながらも中々進んだように感じず言葉を発する余裕も次第になくなる状況下でしたが、終わった後の温泉とビールだけをただ考えて奮闘する中で購入したコーラによって身体の回復を実感するという小さな喜びも味わいました。

今回の富士登山で目標や目的を持つことの大切さを再認識致しました。富士登山に当てはめると登りには明確に山頂という目標があり足取りは軽いですが、目標達成後の下りは気持ちの維持の難しさから足取りは重くなります。このことは仕事に向き合う上でも同じだと感じました。今回の経験を糧として、常に自分の中で目標を設定し、その為に何をすべきかを考えられるよう成長していきたいです。

大変貴重な経験をさせて頂きました。
機会を作ってくださった大江社長、企画してくださった阿南事業部長、差し入れをして頂いた浜谷さんと湘南営業所の皆様、そして共に励まし合いながら登頂したメンバーの皆様、本当にありがとうございました。

 

富士登山 感想文 RS事業部 西潟 和哉

今年は富士登山に参加させて頂きありがとうございました。
今回は、RS事業部からの参加者が多かったこと、数年前の初登山時には行けなかった剣ヶ峰に行ってみたい思いから再びの富士登山に参加を決意しました。
とはいえ実際に登山の日が近づくにつれてかなり不安感がありましたが、1度目の経験から事前準備が出来、バス内での睡眠時間も確保できたことから、朝の時点では期待感が上回っておりました。
実際に登り始めてからは不安も完全に消し飛び、同行していたメンバーとワイワイしながら非常に楽しく登りきることが出来ました。
そして10号目到着後、念願だった剣ヶ峰まで登りきることができ、山頂の凄まじい景色を目にして嬉しさが最高潮に達しました。

そしてついに下山するぞという時にトラブルが発生しました…
元々下山の方がきついことは覚えておりましたので、転倒に気を付けつつスムーズに下りて行こうなどと思った矢先、9合目あたりで靴の底のゴムが両足とも剥がれてしまう珍事が起きて非常に焦りました。
同行していた渡邊さんにより、靴にテープを巻いてその上から靴下を被せることで応急処置して下さいましたが、まだまだ続く下山道で滑りやすくなった状態の靴をテープなどが完全に破れないよう意識しながらの道程は集中力を要して困難でした。
足が痛くなり何度も心が折れかけましたが、同行メンバーや下山中に見える風景、途中の売店で購入したコカ・コーラを支えに何とか5合目までたどり着いた際には非常に達成感がありました。

結果として、全員が富士登山を完遂できたのはチームの支えによるところが大きかったと思います。
今回は自分が助けてもらう点が多かったですが、別の機会ではサポートする側になりたいと感じました。
改めて、このたびの富士登山はとても貴重で良い経験となりました。貴重な機会を頂き、誠にありがとうございます。

 

富士登山感想文 RS事業部 曹

いつもしてみたいと思っていいたのですが、業務上参加できなかった富士登山。
入社4年目についに挑戦することができました。
自分の中では登山そのものより、バスで寝られるのかが一番心配でした。福岡⇔横浜の車移動の時に車中泊の経験があって、その時は短時間で仮眠することができなかったからです。
でも、バスは思ったより大きくて、背もたれもかなりの角度まで寝かせたので心配より案外寝られました。
登頂中の景色も認証深かったです。火山だけあって7合目から植物の姿が見えなくなるのは韓国にはない珍しい景色でした。ずっと行けなかった分、登った甲斐がありました。
頂上では曇りでしたが見えなかったのですが、空島のような風景で非常に珍しい体験でした。毎年挑戦する方たちのお気持ちが分かりました。
下山はやはり過酷でした。正午を過ぎた時間帯で日差しの真っただ中を歩くのは容易くありませんでした。元祖7合目を通過してから体力の限界を感じました。そこからは軍隊以来、久しぶりに気合と根性の頼りながら無事降りることができました。
私でだけではなく全員無事にやり切ったことはものすごい感動でした。
私の業務上他部署との交流が少なかったため、今回の富士登山は本当に大江電機の一員としての一体感を感じられるいい機会でした。
最後に一緒に登ることはできなかったが、会社出発前に応援で来て下さった大江社長や差し入れを用意してくださった劉さん、山崎さんを含む皆さんありがとうございました。
今回の登山の日程を管理してくださった阿南さん、先頭で引っ張ってくださった那須野さん、つりそうな足のストレッチを手伝ってくださった渡邉さんにも感謝します。
ありがとうございました。

 

2023年富士登山感想文 産機事業部 坂口裕哉

人生で一度は富士山に登ってみたいと思っていましたが、そこまでの熱量がなく実行できずにいました。きっとこのような機会がなければ、時間と年々増える歳の数を理由に一生富士登山に挑戦しなかったでしょう。企画してくださった大江社長、阿南事業部長、ありがとうございました。
登山当日はリュックを背負ったときに予想以上に重く、不安が一層増した状態で出社しました。新人の富士登山は罰ゲームのような扱いだと思っていましたが、会社に着くと社内の方々に会う度に励ましの声を頂き、横浜営業所の方々はお守りやお菓子をくれました。更にリュックは重くなりましたが、大江電機社員の暖かさを実感し不安は解消されていきました。
移動のバスではほとんど寝むれないまま富士山に挑みました。旧7号目あたりまでは問題ありませんでしたが、8号目あたりから鼓動が早くなり頭痛がしてきました。それでも何とか山頂に着くと、より頭痛と吐き気が強くなりました。その為、山頂での休憩時間はずっと座り込んでいましたが、そんな時にも一緒に行ったメンバーが気に掛けてくれました。
そのような体験もあり、富士登山で一番感じたことはチームワークです。ペースメーカーを担ってくださった那須野さんや全体を見て指揮をとってくださった阿南さん、終始明るかったRSの方々等全員の力で富士山を攻略できたと感じました。今後大江電機の人間として、私がきつい状態の時に支えてもらったように、誰かを支えることができる人になりたいです。
直前で体調不良者が出てしまい、同期全員での登頂は叶いませんでしたが、ケガ等大きな問題なく無事に終えることができて良かったです。

 

富士登山感想文 RS事業部 廣田修平

今回の富士登山に参加させていただきありがとうございました。
最初は富士登山に乗り気ではありませんでした。しかし行きたくないと思う反面、昨年登った先輩方の話を聞くうちにワクワクしている自分がいました。
登りは毎合目に到着するたびに記念写真を撮ったり、お菓子をみんなで交換したりするほど思ったよりも精神的・身体的に余裕がありました。また、鶴ヶ峰まで登ることもでき、そこから見た火口や自分たちが登ってきた道を見下ろした景色は今でも目に焼き付いています。しかし、下りはそう簡単にいきませんでした。軽い高山病にかかり頭痛が出はじめ、疲労が蓄積し膝の痛みも増してきて、途中で止まりたいと何度も思いました。また、次の山小屋が見えているのになかなか着かないことで気持ちが折れかけました。そのような状況の中で、一緒に下山している同期や先輩方が声をかけてくれたり、すれ違う人達が「頑張れ」と応援してくれたおかげで何とか遅れることなく5合目まで下山することができました。
富士登山を通じて、自然の厳しさと美しさを感じるとともに、仲間との絆の大切さを学びました。また、自分が辛い時に、声かけとチームワークがどれだけ心強い存在なのかを痛感しました。この経験は、富士登山だけでなく、これからの仕事にも活かせることだと思います。最初は行きたくなかった富士登山も、終わってみればとても良い思い出になりました。
富士登山は単なるアウトドアの活動ではなく、自己成長や絆を育む旅であり、一生の宝物となることを実感しました。

 

富士登山感想文 RS事業部 金 炅泰

この度は富士登山に参加できる機会をいただきありがとうございました。登った後、2日後の月曜日までは走ることがきつく、火曜日までは筋肉痛が少しありましたが、水曜日には普通の登る前のコンディションに戻りました。
登山の準備は正直あまりしてなく、帽子と登山シューズを買うくらいの最低限の準備だけで臨みました。富士山のことを甘くみていたというよりは、最近はランニングを頑張っていたのでその体力を試したいという気持ちでございました。登山当日、眠れたわけでも寝てないわけでもない状態で夜の時間を過ごして、若干疲れはある状態で登り始めました。
劉さん・山崎さん・浜谷さんの差し入れと一緒に登ったメンバーたちが持ってきた食料品で自分が持ってきたものは出す暇もなく、そしてペースメーカーの那須野さんのおかげで、登りは特に疲れることもなく、高山病になることもなく普通に頂上まで行けました。正直この段階では2回登っても普通に登れそうと思いました。この時前日に何の風が吹いたか今でも分かりませんが、富士山で食べるためにお弁当を作って持っていきました。でも正直頂上で食べても特別美味しかったわけではなかったです。ただ普通に自分が作ったお弁当の味がしました。お弁当を持って登るのはあまり気になりませんでしたが、降りるときはかなり邪魔になりました。
阿南さんが降りるときの方が本番って降りる直前仰ってましたが、本当にその通りでした。旧7合目についたとき、体力もかなり落ち、特に足の爪とかが痛すぎる状態でございました。最後まで余裕かなと思っていましたが、降りの旧7合目まででした。その後の打ち上げの時渡邉さんと話をして気づきましたが、脚の使い方が間違っていました。
頂上までみんなで行けてみんなで無事降りられたのはとても嬉しいことでした。でもその一方、負けた感じもしなくはありませんでした。そして打ち上げの時、阿南さんからの「この登山の目的はチームワークを養うため」という言葉を聞いてからは、「自分はある一定の役割をちゃんと果たせたのか」のモヤモヤ感が今のところまだあります。これでまた来年もしくはいつか参加したいと思うようになるかもしれません。
普段RS事業部の中でも今回参加されたメンバーともいる階が違うため、あまり話す機会がなかったのですが、こうやってRS事業部を含めて社内の方々と触れ合えたいい機会になりました。お疲れ様でした。とても楽しかったです。

 

第23回 やったぜ!富士登山 感想文 阿南宏司

当社として第23回目となる富士登山:この度も参加メンバーの皆さんから多くの学びを頂く機会となりました。楽しみながら、苦しみながらも最後まで共に前進し続けてくれた15名の仲間に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

今回も例年通り5月に社内有志を募りましたが、安全面を考慮しての『上限20名』には早々に達しました。この時点でRS事業部メンバーに勢いを感じましたが、当日も登山チーム全体の原動力となっていました。金事業部長より『未経験者は富士山へ!』の指示はあったようですが、参加16名中7名に及んだRSメンバーの士気の高さは前向きなムードを創り、チームを前進させる力にもなっていたように思います。特に臼井さん元気もらいました。

そして当社の富士登山に欠かせない存在は当期に入社して頂いた新卒新入社員の皆さんですが、今回は石澤さん、坂口さん、廣田さん、圓谷さん、白土さん、田中さんがチャレンジされました。例年男性陣はバリバリの体育会系が大半で、若さに加えて基礎体力の強さを備えている場合が多いのですが、女性陣はその限りではありません。登り7合目あたりから女性陣 を含む数名の表情に疲労の色が現れましたが、先頭:那須野さんによるペースメイクと仲間のケアで途中から何とか持ち直し、特にチーム分けする事もなくAM11:00に全員で山頂に到達。1時間の休憩を経ての下山開始は概ね順調な展開と思ってましたが、経験された皆さんはご承知の通り、富士登山における最大の“ヤマ”は下山における自分との闘いです。精神力が試されるかの疲労感と心身のキシみが襲ってきます。登った以上、下山は宿命。基礎体力があれば“気合と根性”で乗り切れますが、普段あまり運動と縁が無い方が事前に十分な対策取れなかった場合、予想以上の苦戦を強いられます。下山開始早々、チームに変化が現れたので下り九合目で先行組と後進組にチーム分け、先行組は那須野さんに託し、後進組は中でも特に苦戦していた田中さんのサポートメンバーとして男性メンバー3名(石澤さん・FTC渡邉健さん・鄭さん)、山小屋に忘れ物してたまたま後進組に合流の西潟さんと共に下山敢行です。既に気力だけで立っている田中さんを皆で懸命に支えながらの下山、特にFTC渡邊健太郎さんの親身なケアは脱帽モノです。マッサージ師の有資格者であり、前職では職業として多くの悩める患者さん達をほぐしてきた腕前は本物。専門知識と技術を駆使して棒のようになった複数メンバーの脚をケアしてくれましたが、何よりもやさしく声を掛け、励まし続け、自らの疲労はかなぐり捨て、ただでさえ歩きにくい下りの登山道を麓を背にして手を取りながら険しい道を一歩一歩導く姿。こんな人がウチに居てくれてるんだ!とても心強く、頼もしく感じました。二人前の荷物を抱えて降り続けた石澤さん、そんな石澤さんの疲労の色を見逃さず、荷物を自ら肩代わりしながら下山メンバーをフォローしてくれた鄭さん。そして最後まで諦めず、葛藤しながら自分と闘い抜いた田中さん、その姿に感動し、学ぶ事が出来ました。ちなみに下山途中に左右両方の靴底が見事に剥がれて苦戦していた西潟さんの足も、一味違った渡邉さんのテーピング技術で見事蘇生。西潟さんのチャレンジ成功を支えたポイントになりましたね。

そして先頭で全体を導いてくれた那須野さんには2度目ながら既に余裕を感じ、全体ペースを考えながらのペースメイクに安心感を覚えました。FTC第二工場のキーマンとして、勝又洋さんと共にテクノエナジーも牽引してくれるでしょう。

そんなこんなで先行組も“苦戦!”され、16:30に五合目着、後進組の五合目到着は予定より1時間遅れの17:30でしたが、御殿場:時之栖へ移動しての入浴~打ち上げでみんなが元気を取り戻し、賑やかにお互いの健闘を称え合う姿を見た時には、やはり“やったぜ!”

です。無事全員の富士登山成功、皆さんの健闘に敬意を表しつつ、この度経験された様々な事を皆さんの宝として大切にして欲しいと思います。

また、今回チャレンジ直前で体調崩され残念ながら参加出来なかった方々、参加メンバーの“やったぜ!”を糧に来年、是非共にチャレンジしましょう。

一方で、無事チャレンジ成功は良かったのですが、今さら?ながら、今回登山では主催側として考えさせられる事が残りました。参加者に対し、登山に臨む準備や注意事項に関する事前の情報提供はさせて頂いてますが、今回下山時の厳しい状況を乗り切れたのは渡邉さんの専門的ケアの寄与は否めません。もし渡邉さんが居なかったら???大きなトラブルとなっていた可能性を感じてしまいます。大事なのは事前準備と心得、参加メンバーへの事前ヒアリングや必要な準備へ配慮すべきと。安全確保・事故防止へ向け、運動不足や、体力に不安のある方へはもう一段進んだ事前準備をアドバイスする等、次回からは具体的に対応していきたいと思います。

最後に個人的な話:毎度富士山へ登る度、これまで例外なく高山病に掛かってしまい、頭痛や吐き気と闘いながらの登山でしたが、今回初めて高山病知らずで済みました。思い付きで事前準備に水泳を取り入れて見たのが奏功したかもしれません。また、本番2週間前に清野さんと共に予行練習として大山に挑んだ際、下山中に脚がつるトラブルに見舞われ、以来毎日ストレッチする等、かなり用心して臨みました。おかげ様で本番で脚のトラブルはナシ。『段取り8割!』よく石井さんが言ってたっけ!ありがとうございました。

《下り途中で寄ってきた鳥》