新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
本年も皆様にとって、健康で幸せに満ちた一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

昨年も、新型コロナウィルスとの戦いが続き、緊急事態宣言の発令により日常生活も大きく制約されてしまいました。しかし、菅首相が主導したワクチン1日100万回接種の方針によって、一気に接種率が高まり10月以降はコロナ新規感染者や死亡者が劇的に減少し、緊急事態宣言が解除されてからは平時に近い生活が戻ってきました。安全・清潔に対する日本国民の意識の高さが背景にあるのでしょうが、緊急時におけるTOPの役割の重要性を再認識することになりました。

東京オリンピック・パラリンピック2020は1年遅れでの開催となり、感染者の急拡大時期でもあって無観客で行われました。開会前には大半のマスコミが開催見送りを主張していましたが、競技が始まると日本選手の活躍の報道が連日伝えられ、日本中がメダルラッシュに沸き上がり久々に明るい雰囲気に酔いしれることができました。コロナ下での異例の開催でしたが、大会運営に関係をされた様々な皆様のご尽力ですばらしい大会になったこと、改めて感謝いたします。

コロナ感染症は変異したオミクロン株によって米欧での感染が急拡大しています。しかし飲み薬も認可されワクチンへの対抗策が整ってきており、すでにインフルエンザと同様のリスクに低下しているように思えます。それよりもコロナ感染症が拡がったことにより、企業ではテレワークやWEB会議が定着し、日常ではネットでの買い物が主流になるなど、物や情報の流れが大きく変化していることに注目せざるをえません。産業構造を根底から変えてしまうように思えます。

我が国も2050年カーボンニュートラル宣言をしました。自動車メーカーはEVへの全面シフトに動いています。民間人の宇宙旅行も始まりました。大変革の動きが加速する中で、弊社では「お客様の課題を解決しお客様のVALUEを引き上げる」ことを第一とし、実現のためにリアルの人間力を鍛え上げてまいります。オリンピックの興奮も大谷フィーバーも「主役は人」、社員一人一人がお客様から必要とされるよう磨きなおしてまいりますので、引き続きご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2022年元旦 大江電機株式会社 代表取締役社長 大江光正